毎日の洗顔で肌が若返るか、肌ダメージを与えるかが決まる

メガネ

洗顔後に、カサツキやつっぱり感がなかなか消えなかったら、肌に優しい洗顔を意識する時期です。

 

アルカリ性の強い洗顔石鹸で、がっつりと皮脂を落とし、さっぱり感を感じる洗顔はいくつになっても気分爽快です。
でも、いつまでたっても、つっぱり感が消えなかったら危険信号です。

 

アルカリ性の洗顔料で洗った時に肌は、アルカリ性になります。
若い肌は、肌は皮脂を分泌して皮脂膜をつくり、直ぐに弱酸性に戻しますので、つっぱり感がなくなります。

 

でも、年をとると年々、この力が弱まってしまうのですね。

 

 

洗顔で与える肌ダメージ

皮脂膜の働きには、肌水分を外気に逃がさないことと、外部からの細菌やウィルスから守ることがあります。
皮脂膜の働きが弱いと、肌水分が減り、肌荒れを起こします。

 

やがて、角質細胞にもダメージが及び、キメが乱れて粗くなっていくのです。
毎日、角質細胞にダメージを与え続けていると、紫外線やさらに強い刺激からも肌を守ることができなくなってしまいます。

 

洗顔がシミやシワの原因になると言われているのは、皮脂膜を必要以上に剥がしてしまうからです。

 

皮脂膜が健全でないと、皮脂膜に住み着いている美肌菌と呼ばれる常在菌が育ちません。
肌には、内臓の腸と同じように善玉菌と悪玉菌と呼ばれる常在菌が住み着いていて、お互いバランスを取りあいながら暮らしています。

 

悪玉菌が増えると、アルカリ性の肌になり肌荒れの原因となります。
善玉菌が増えると、紫外線から肌を守り、弱酸性の肌にして肌環境を良好なものにするのです。

 

 

洗顔料は、肌質、年齢、汚れ具合によって使い分ける

タオル

洗顔料は、肌質や年齢、汚れ具合によって使い分けていくべきです。
汚れが顔に沢山付着していれば、石鹸の洗浄力は汚れを取り除きながら弱まりますので、洗浄力の強いものを選んでも、肌負担はそうありません。

 

汚れた手を洗う時、時々石鹸をつけ加えると、また汚れの落ちがよくなります。
これは、汚れを含んだ石鹸の洗浄力が弱まってしまっている為です。

 

脂性肌の方もしかり。
皮脂分泌が激しい、ティーンエイジャーや20代前半の方も、OKなはずです。

 

つまり、乾燥肌の人や皮膚が薄い人、年齢肌が気になり始めたら、最低限の必要な汚れだけを落とす弱い洗浄力の洗顔石鹸に切り替えるべきです。

 

 

肌年齢の進行を抑えるには、洗顔後の肌環境にあり

洗顔後の肌環境が健康であれば、化粧水も勢いよく吸いこんでくれます。
化粧水浸透のために、毛穴の汚れを除去することは大切ですが、肌の保湿機能まで壊すのは、本末転倒です。

 

その時は、スッキリ感があっても、毛穴の周りの肌がかさついている為に皮膚が縮まり、余計に毛穴を押し広げます。
自らの保湿機能の働きによって、化粧水を取り込んでもらえる状態を作りたいものです。
保湿機能の働きを促進させるために、ヒアルロン酸やセラミド、アミノ酸といった、保湿成分を洗顔時に与えることは、肌には嬉しいことなのだと感じますよ。

 

洗顔後、つっぱりが気になるのなら、洗顔毎に肌水分が奪われている証拠です。
これだけは、ぜひとも食い止めたいところです。

 

さらに、年齢が徐々に上がってきたら、洗浄力だけを気にするのではなく、衰え始めた肌機能をそっと助けてくれるような成分配合のものを選ぶことで、肌年齢の進行はゆっくりになるはずです。

 

 

 

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